大樹町の農畜産物
大樹町の紹介
清流と清涼の大地、大樹町
当JAは、北海道十勝の南部に位置し、町の中心を流れる歴舟川は、日本一の清流です。その流域には11,000haの広大な農地が広がっています。
大樹町は、明治初期から歴舟川の砂金で栄え、現在もわずかですが砂金を見つけることができます。また、近年「成層圏プラットホーム事業」の基地、「宇宙の町」としても知られています。
気象条件は太平洋沿岸のため寒暖の差が激しく、特に夏季は海霧の影響を受けやすい冷涼な気候で、有効積算温度は平均2,240℃前後です。
主な産業は酪農で、人間の約3.5倍の21,045頭の乳牛が飼育されています。現在の酪農家戸数は78戸で、生乳生産量は約120,969tであり、一戸当たり年間生産量は約1,500tに達しています。生産された生乳は厳しい検査基準をクリアし、高品質を維持しながら町内に工場を持つ雪印メグミルク(株)大樹工場へ出荷され、チーズを中心とした乳製品に加工されています。
このほか、肉牛生産農家が44戸で4,704頭の肉牛を飼育し、畑作農家は40戸で豆類、馬鈴しょ、てん菜、秋まき小麦、大根などを中心に作付けしています。農産物の中では種子馬鈴しょの作付け面積が原種圃面積24.3haを含め112.0haと日本有数の作付け面積となっており、取扱品種も19種類と多種であり北海道から鹿児島まで全国に供給しています。近年の家庭菜園ブームから、ホームセンター向けの小規格単位の出荷にも力を入れており道内では本州向け出荷量において高いシェアを確保しています。
酪農
酪農王国と呼ばれる大樹町は、その名の通り生産額の約80%が生乳を中心とした酪農によるものとなっています。
畜産
有畜農業を意図して始まった肉牛経営は、組合員の研究と改良の結果、肉質の優れた牛を生産しています。
農産
種子馬鈴しょ・小麦・てん菜などを中心に、輪作体系を守りながら、安定的な生産を行っています。
大樹で生産された新鮮なだいこんをさっぱり浅漬けにしました。サラダ感覚で召し上がれます。